ビークワ80号
記事:日本のクワガタムシ大特集号 ビークワ80号は『日本のクワガタムシ採集大特集!!』です。 日本のクワガタムシに関しては24号や64号をはじめ、要所要所で何度も取り扱ってきましたが、今号では全種全亜種の採集方法を書きました。 採集方法はルッキング、果物トラップ、灯火トラップ、材採集と大きく4種類に分けられますが、どの亜種がどの採集方法に見合っているか、ポイントとして有名な地はどこかなど、もうひとつ突っ込んだ内容 が盛りだくさん! もちろん、全種全亜種の標本画像も掲載しています。 同時に、各亜種の採集難易度、あなたの採集レベル判別法など、遊び心もくすぐる小ネタも加えました。 簡単にですが、各種の飼育方法も入っています。 特集に合わせた採集記は、オオクワガタ、ルリクワガタ、ツヤハダクワガタ、九州北部&離島、伊豆諸島、三島村、トカラ列島、南西諸島と、各執筆者に「読んだ人がうらやましく思う採集記」と指定して書いていただきました。 どれを読んでもよだれが出る内容で、「オレ……自粛生活が終わったら採集に行くんだ……」と死亡フラグを立てている人の心に直撃する記事ばかり! 正直、編集者が記事を読んですぐさま自宅を飛び出したくなりました。 これは刺さる! 目の毒みたいな記事の数々です。 そして今回の野澤氏による連載『虫のためなら、どこへでも!』も、山梨へのオオクワ採集という内容。 オオクワ採集の連載をする長坂氏に同行し、オオクワ採集童貞の野澤氏は果たしてオオクワガタをその手につかめるのか?! 長坂氏の連載もこの採集行のことを書いているのですが、一緒に行動してるはずなのに初心者の野澤氏と玄人の長坂氏で記事へのアプローチもだいぶ変わるのが興味深いです(この採集には編集・土屋も同行しました。土屋目線のツッコミ記事も書きたかったくらいです)。 他にも前胸が金色をしたニジイロクワガタの話、ヘラクレス・ヘラクレスの新レコード紹介、さらには過去におこなった『3大大型血統共同研究室!』の企画・発案者であるチョネさんによる新企画発表! など、他にも紹介したい記事がありますが書ききれません。 今号は本当に読み応えがあります! 新型コロナの影響が長引く昨今、たまった鬱憤はビークワ80号で発散してください!(注:鬱憤が溜まる可能性もあります) その他の連載陣も、飼育や採集の役に立つこと間違いなし。 今号も死角なしのビークワ80号は目が離せません!
|